円高・円安って何?

円高・円安って何?

新聞やテレビで、円高・円安という言葉をよく耳にすると思います。

これって、為替に興味のない人にとっては毎日のようにニュースで聞いていても
単なる記号しかなくて意味が解らないと思います。
私もFXをする前まではそうでした(笑)

円が高くなる???
1ドル=100円が101円になった。これって、円高なの?円安なの?

こんな思いの人はまずこのページを読んでください。
少しは、為替について理解できるようになると思います。

 

 

為替は動く! だから、儲かる!

世界中で為替取引が行われています。その時の為替レートはいつも同じではありません。

先進国を中心に変動相場制となっていて、変動相場制の場合は需要と供給により各通貨の価格が決まります。

例えば、円を買いたい人が多ければ円の価格上昇し、円を売りたい人が多ければ円の価格は下がります。
通貨の値動きは、各国の経済に大きく影響を与えます。

FX トレードをする際に、円高・円安という言葉に慣れておくことは大切です。

ニュースを見るときや、新聞を読む際にはできる限り、為替の情報をチェックするようにしておきましょう。

為替が動く要因(円高要因)

日本の輸出が増える!
日本の景気が良い!
日本の金利が高い!
政局が安定している!

 

為替が動く要因(円安要因)

海外からの輸入が増える!
日本の景気が悪い!
日本の金利が低い!
政局が不安定!

 

 

円安か? 円安か?

Q.今の為替レートが1ドル=100円の場合、この為替が100円から99円になったとします。これは円安でしょうか?それとも、円高でしょうか?

100円が99円になったってことは、表面的な数字として考えれば、1円安くなっていますよね。
だから正解は円安! と、思ったらそれは間違いです。

この場合の正解は、円高です。

ちょっと、具体例を出して考えてみたいと思います。

アメリカ旅行に行ったと想像してください。
この時に買い物で使う通貨は、米ドルですよね。

アメリカ旅行中にのどが渇いたので、1ドル払ってコーヒーを買いました。
1ドル=100円の時にコーヒーを買うには、100円が必要になります。

もし、為替レートが1ドル=99円の時だと、同じコーヒーを買うのに支払いは99円でいいわけですよね。

まったく同じ商品を購入するのに、99円で購入できるということは、円の価値が高いということになりますね。
円の価値が高くなることを円高といいます。

ですから、1ドル=100円が1ドル=99円になることを円高と言います。

 

 

実際のFXトレードで考えてみる!

実際のFXトレードで考えてみる!

FX のトレードで考えた場合はどうなるでしょうか。

1ドル=100円の時に1万通貨の購入をしたとします。
これが円安になり、1ドル=101円になった場合に売却をすれば101万円になって戻ってきます。

買いからトレードを始める場合、円安になればもうかります。

逆に1ドル=100円の時に1万通貨の購入し、
円高になり、1ドル=99円になった場合に売却をすれば99万円になって戻ってきます。

これは、1万円の損です。

円高になると思えば、ドルを買い、円安になると思えばドルを売ればいいわけですね。

円高・円安の感覚はトレードを繰り返しいれば、慣れます!

これは、間違いありません。

トレード時のチャートを見て、買いのトレードの場合にはチャートが上がれば儲かる!
売りのトレードの時にはチャートが下がれば儲かる!

この判断で大丈夫ですよ!

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